外部貸しをあきらめてしまう理由

「賃貸に関する作業」

 

「サブリースではなく、自分たちで貸し出そう!」

 

非常に大変ですが、以下の業務を自分たちで行うことで運営することは可能です。

 

①駐車場利用規約(細則)の変更

 ・外部貸し後居住者から駐車場利用の希望

②利用者を集める

 ・駐車場に「貸し出し中!」などの広告を掲示

 ・利用希望者への対応

 ・契約締結の対応

③トラブル、事故の対応

 ・「駐車場内での事故、トラブルは一切責任を負いません」など契約を交わしていても、加害者または被害者の一方は居住者であることがほとんどです。外部貸し運営を実際に行っている以上、警察任せだけでは済まず、管理組合(理事会)として対応する必要があります。また、補修が必要な場合はその対応も必要です。

④納税

 ・~外部貸しを諦めてしまう理由~納税でも記載しましたが、税金が掛かる場合※1にはほとんどの場合税理士へ依頼することになります。

⑤その他

 ・管理組合が収入を得る運営元になるのですから他にも様々なことに対応しなければなりません。居住者と違って、「管理会社が毎月引き落とす管理費・積立金と一緒に自動引き落とし」は出来ませんし、もし貸し出した人が一切支払いもしなかったら管理組合で注意、督促や法的手続きを行わなければなりません。

 

当然、このようなこと全て管理組合で行うには大変です。

管理会社へ「この業務を全てやって欲しい!」と聞いてみましょう。

 

「出来ません」

と断られることもあるでしょうし

 

 

「出来る」

場合には「委託金額はいくらになるのか」、「その料金に税理士への支払料金は入っているのか」「貸し出している方から料金を徴収してくれるのか」「外部利用者が使用した途端に居住者から"駐車場を使いたい″と問い合わせがあった際どのように対応するのか」など契約内容をよく確認する必要があります。

 

「・・・やはり面倒だから止めよう!」

となってしまうのではないでしょうか。